◆タンデムファルケ 復活
中澤です。
6月にカラスに突っつかれ、羽布に穴の開いてしまったタンデムファルケが紆余曲折の上、10月末に復活しました。
最初はカラスに突っつかれた穴だけ補修するつもりでしたが、左翼上面の羽布部分を張り替えることになり、その次には右翼もやろうと言うことになりました。
最初は三科の担当でしたが、JA09AWの原因不明のトラブルにかかりっきりになり、マークに作業をバトンタッチ。そのマークも一時はコロナかと言う高熱を出しダウン。当初の予定から大きくずれ込みましたが、先日、復活しました。
この羽布張り作業は、ドイツ・アイヒェルスドルファー社で新たに開発されたセコナイト用の塗料で、本邦初の作業でした。
◆三田工房では
三田工房では、最近あまり見かけなくなったブラニック(スーパーブラニックですが)の整備が行われています。
◆スタンダード・リベレ
往年の名機、一世を風靡した、グラスフリューゲル社のスタンダード・リベレの復活作業が始まっています。
私(中澤)も学生時代に一度だけ乗ったことがあり、その感激が忘れられず、私の友人のヘルムート・リンドナーから買った機体です。
今回、縁があって、日本で最初にこの機体を導入した仙台にいくことになり、整備が始まっています。
(写真、文:中澤 愛一郎)