JMGCは誰もが手掛けないモーターグライダーを扱うことが出発でした。日本で初めてのモーターグライダーであるスポルタビアRF4Dの新型式の耐空検査を経験したことで新型式の航空機を扱うということに対して抵抗なくチャレンジしグライダー、モーターグライダー、飛行機について日本国内では新型式となる航空機を扱った実績も少なくありません。

我々の整備部門はグライダー部門と飛行機部門に分けられます。飛行機の有資格整備士が4名、グライダーの有資格整備士5名在籍しており国土交通省から認定された滑空機の耐空検査員は4名います。

グライダーは修理作業や、3000時間点検というような大きな整備作業も得意としています。

ある時期までの修理のほとんどがドイツに送り返されていました。そのような状況ではいつまでたっても日本国内で修理作業の蓄積ができないと思い立ち、当時DG社の修理を担当している整備士や他の修理会社の整備士を招聘し、自社でのFRPの修理が始まりました。

こうして、現在まで日本に輸入されたモーターグライダーやグライダーの整備や耐空検査も実施しています。また研究機関等の依頼による改造作業等も実施しており、2012年にはJAXA（宇宙航空研究開発機構）とともにモーターグライダーの電動推進化を行いました。

当初は各滑空場のグライダー曳航機の耐空検査を行っていましたが、徐々に一般の自家用機の耐空検査や修理、改造なども請け負うようになりました。現在はおなじみセスナ172から、羽布貼りで尾輪式の飛行機や誰も手掛けないような珍しい飛行機の整備作業も行っています。

また日本で初めて型式の飛行機の耐空証明取得実績も多く、曳航機でおなじみの「アビオン・ピエール式ロバン」や「モールM7-235C」先尾翼の機体として有名な「ジャイロフルーク式SC01B-160”スピード・カナード”」曲技飛行で有名な「エクストラ300L」などの最初の耐空検査を実施しました。

もともと尾輪式の飛行機だった「パイパースーパーカブ」を水陸両用機への改造作業も日本で初めて実施しました。

JMGCでは高度計の点検をできる装置を有していて有資格者がサーキュラーで求められる24か月の点検を実施しています。

ASPEN ACIONICS
EFISの販売・部品の販売

Alexander Shleicher
グライダーの販売