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JMGCへようこそ!!
日本モーターグライダークラブ(JMGC)は1971年に設立した「空をオモシロ、たのしくぜ~んぶ楽しむ」をモットーとした飛行クラブです。名前が表すようにモーターグライダーが中心ですが、ピュアグライダー(エンジンがないグライダー)や飛行機までの操縦訓練・ジョイフライトを行っております。週末・祝祭日・平日に関わらず多くのクラブ員が飛行場に訪れています。楽しみ方はそれぞれ、貴方もそんなJMGCを覗いてみませんか?
JMGC活動の概要
・活動について(一日の流れ)
私たちは、月火(祝祭日は活動します)を除く毎日が活動日です。午前9時前後から日没まで、皆様それぞれのご都合でご来場ください。予約も不要、集合時間もありません。ただし気象条件や機体の点検などでフライトできない場合もあります。ご心配の際は予め飛行場へお問い合わせください。
クラブハウスで、その日のご自身のご希望に合わせてご希望の機体でフライトの準備をしてください。基本的にはご来場の順にクラブハウスのホワイトボードにお名前を記入いただき、その順番でフライトしていただきます。慣れてきたら、機体の出発前準備やフライト後の片付けもみんなでやっていきます。中にはご来場だけでフライトせず、メンバーとのおしゃべりや機体の準備だけで過ごされる方もいらっしゃいます。
ご自身のフライトが終わったら、お帰りいただいても結構ですし、そのまま残ってゆっくりされてもOKです。とにかく、ここに「決まり」はありません。大利根・JMGCではどうぞお気の向くまま、自由にお過ごしください。
・操縦練習について
空を飛ぶにはまずは練習が必要です。未経験の方はもちろん、ライセンスをお持ちでもブランクのある方など様々なご要望に応じ、資格と経験を持った教官がフライトにお付き合いします。JMGCはスクール(教習所)ではなく「フライトクラブ」なので、画一的なブログラムでの操縦教育ではなく、皆さん一人一人に合わせた操縦訓練ができます。もちろん、気分によっては訓練ではなく近場にジョイフライトに行くのもいいでしょう。
JMGCの教官の殆どが、かつてJMGCで自身も訓練生でした。 誰もが突き当たる漠然とした不安や壁をわが身に置き換えてインストラクション致します。「今日は何がしたい?」そんな会話から、JMGCのフライトは始まってゆきます。入会からライセンス取得までの詳しい流れはこちらをごらんください。
「空を飛ぶ」という事と「ライセンスを取得する」という事は必ずしもイコールではありません。ご自身のペースでゆっくり訓練、それ自体がもう空を楽しんでいる事になるのです。だからJMGCではライセンス取得がゴールではなく、空を楽しむための通過点にすぎないのです。いや、通過しなくてもいいんです。ベテランのクラブ員さんには、ずーっと訓練生のままの方もいらっしゃいます。それでいいんです! 逆に、集中してレベルの高い訓練をしたい、というご要望にもしっかりお応えしてゆきます。
・取得できる資格について
JMGCではご相談のうえ、以下の資格について取得のお手伝いをさせていただきます。
上級滑空機・動力滑空機・・・自家用操縦士、事業用操縦士、操縦教育証明
飛行機(陸上・単発) ・・・自家用操縦士、事業用操縦士、計器飛行証明
操縦教育証明
※上級滑空機(ピュアグライダー)については指定養成施設の大利根訓練所として国土交通省から日本滑空協会を通じ認定を受けており、大利根飛行場にて実地試験の代わりの「技能審査」を受けることができます(土日でも受験可能)。
※飛行機のライセンスをお持ちの方を対象に、尾輪式の機体での訓練も行っております。
※これ以外の訓練については、都度お問い合わせください。
・ジョイフライト
ライセンス取って一定の技量と経験を身に着けたクラブ員は、クラブ機材で空を満喫することができます。もちろん一人でも、クラブ員同士でも、ご家族やご友人と一緒でも大丈夫です。
近場では関東一周、そして松本空港・福島空港・静岡空港や大島空港、また時にはみんなで企画して泊りがけでの遠征も行います。計画段階からフライトまで、クラブ員どうしの雑談を通じて先輩から後輩に経験談やノウハウが伝わり、それぞれがこうやって自然にパイロットとしての経験を積んでゆく事になります。
なお、ライセンスをお持ちでない方もジョイフライトは可能です。この場合は教官がお供しますので、ご要望に叶うフライトになるよう、一緒に計画を練るところからお手伝いさせていただきます。
・航空機紹介
グローブ式G109B型 (動力滑空機・モーターグライダー)
2人乗り
全長:8.1m 全幅:17.4m 全高:1.8m
最大離陸重量:850kg
エンジン:Grob 2500E1 約2500cc 95馬力
巡航速度:180km/h 97KT
滑空比:28:1
ワーゲン社のエンジンを航空機用に改造したGrob社製G2500E1エンジンが装備されていて自動車用ハイオクガソリンが使用できる。エンジンを停止するとグライダーとして飛行できエンジンを始動した状態だと飛行機のように自由に飛行できる。
・セスナ式172P型 (飛行機)
4人乗り
全長:8.2m全幅:11m全高:2.7m
最大離陸重量:1157kg
エンジン:ライカミングO-320 150馬力
巡航速度:205km/h 110KT
航続距離:1185km 640NM
小型機の代名詞ともなっているセスナ。4人乗りでベーシックな訓練機。
アビアット式A1”ハスキー” (飛行機)
2人乗り
全長:6.8m全幅:10.8m全高:2.7m
最大離陸重量:998kg
エンジン:ライカミングO-360 180
馬力巡航速度:230km/h 120KT
航続距離:1300km 800NM
鋼管羽布張の2人乗りで軽量で作られていて、かつパワフルなエンジンを有している。グライダーの曳航や尾輪式の訓練に使用される。
レット・ナドニー・ポドニク・クノビーチェ式 L23”スーパーブラニク”型(上級滑空機・グライダー)
2人乗り(複座グライダー)
全長:8.5m全幅:16.2m全高:1.9m
最大離陸重量:510kg巡航速度:80km/h 45KT
滑空比:28:1
全金属製のグライダーで初期訓練から野外飛行まで可能な練習用複座グライダー
PZL-シフィドニク式 PW-5″スムイク”型(上級滑空機・グライダー)
1人乗り(単座グライダー)
全長:6.22m全幅13.44m全高:1.86m
最大離陸重量:300kg巡航速度:80km/h 45KT
滑空比:33:1
ワールドクラス用に作られた単座グライダー。
とても軽く弱い上昇気流でも上昇することができます。
フライト体験と入会手続きについて
・体験搭乗
クラブハウスへお越しいただき一声掛けていただければ、私たちクラブ員が実際の機体をご説明しながら、空の楽しさやJMGCのクラブライフの楽しさをお伝えできることでしょう。
入会をご検討の方には、体験フライトも承ります。約20分、ベテラン教官と一緒に飛んでみてください。怖くないかな?酔ったりしないかな?そんな不安もすぐに解消されて、きっと空を飛ぶことの素晴らしさに気づいていただけると思います。
体験搭乗の費用
航空機の種類 | 時間 | 費用 |
モーターグライダー | 約20分 | 11,000円 |
飛行機 | 約20分 | 16,500円 |
ピュアグライダー(航空機曳航) | 約10分 | 10,000円 |
※上記以上の時間も可能です。お問い合わせください。
※体験搭乗にはクラブハウスで申込書に記入していただく必要があります。20歳未満の方は親権者の方の同意が必要です。
体験搭乗の申込書はこちら
※予約は不要ですが、当日の機体、気象条件、パイロットの都合によりご要望に添えない場合があります。
※遠方からのご来場や天候の見通しなどのお問い合わせは日本モーターグライダークラブ(飛行場直通TEL:0297-86-8860)またはお問い合わせフォームよりお問あわせください。
・入会手続きについて
JMGCには14歳以上の心身ともに健康な方なら入会が可能です。
ご入会にあたっては、所定の書式に必要事項をご記入頂いた上で、入会金と年会費をお納めいただきます。
入会金:11万円 (入会時のみ)
年会費:18,000円
(入会年度は12月までの月割、以後は毎年12月にお支払い)
・航空機操縦練習許可証について
訓練で実際に機体を操縦するためには航空検査指定医療機関で航空身体検査を受診した上で「操縦練習許可証」を取得する必要があります(試験はありません)。これはJMGC入会時に無くても大丈夫ですが、もし取得できない場合は一般のクラブ員となり操縦訓練はできません。
身体検査といってもほとんどの方にとっては問題のないものです。でも、もし不安がお有りでしたら、ぜひお気軽にご相談ください。
操縦練習許可書の取得方法
「航空機」の操縦練習許可には、「飛行機」は16歳以上、「滑空機」は14歳以上の年齢制限があります。練習許可証は1年間有効で、訓練中は毎年取得する必要があります。
取得方法など
・指定航空身体検査医で「練習許可証の為の身体検査」を受けます。
・この身体検査は、健康診断の一種なので健康保険は利かず実費になります。
・受診する医療機関によって料金も異なります。
・「滑空機専用」と「航空機全般用」の2種類があります
・医療機関で予約を取り、眼鏡(使用していたら)の屈折度・印鑑等、必要なものを持参します。
・通常は、一週間位で診断書が送られて来ます。
診断書(練習許可証の申請書になっている)が届いたら、下記の書類と一緒に、管轄の空港事務所に申請します。郵送の場合は「申請書在中」と朱書きします。
- 住民票(本籍地が入ってる物) 1通
- 写真(縦3cm × 横2.5cm) 2枚
- 郵便小為替(申請料、1,350円)
- 返信用封筒(92円切手を貼り、自分の住所氏名を明示)
申請先(管轄の空港事務所は住民票のある都道府県により異なります。)
<<茨城県>>
〒311-3416 茨城県小美玉市与沢1601-21
東京航空局百里空港事務所 総務課庶務係
TEL:0299(54)0600
<<千葉県>>
〒282-8602 千葉県成田市古込字込前133
東京航空局 成田空港事務所 総務課庶務係
TEL:0476(32)0909
<<東京都・栃木県・群馬県・埼玉県・神奈川県・山梨県・長野県・静岡県>>
〒144-0041 東京都大田区羽田空港3-3-1
東京航空局 東京空港事務所 総務課庶務係
TEL:03(5757)3000
<<関東地方以外>>
ごめんなさい。お近くの空港事務所にお問い合わせ下さい。
詳しくは国土交通省航空局のホームページにある「航空機操縦練習許可申請要領」をご覧ください。
・航空無線の資格について
航空機を操縦するのに必要な無線の資格は「航空級無線通信士」または「航空特殊無線技士」です。フライトの練習では、ソロフライトまでに航空特殊無線技士、または上級の資格が必要になってきます。こちらも入会後で結構ですが、受験または講習にて取得していただきます。出来るだけ早く取ることをお奬めします。操縦練習を始める前でも良いくらいです。
計器の読み方、操縦の仕方、空域や法律、、、etc.色んなことを勉強してから飛んだ方が効率的かもしれませんが、自家用パイロットはまずはフライトの楽しさを味わいましょう。
地上に降りたら、そのワクワク感を持って、気象・工学・航法や通信など様々な知識を習得します。折角なのでフライト訓練も座学も楽しみます。
注:教習所や学校ではないので練習期間に制限はありません。
クラブ員の中にはず~~~っと練習を楽しんでいる”ベテラン訓練生”もいらっしゃいます。
水平飛行や旋回操縦が出来るようになったら離着陸訓練、タッチ&ゴー。
まずは独りで飛行場周辺を飛べるようになるのが目標。
初めて独りで飛ぶ時=ファーストソロの感激を目指してください。
その後、遠方に出かける航法訓練や、エンジンを止める滑空練習など技量の幅を広げながら、それぞれの段階で必要な知識も身につけます。時にはライセンシー(ライセンスを取得したパイロット)と一緒に地方空港に遊びに行ったりして、空の楽しみ方も覚えていきましょう。技量と知識が揃ったところで実地試験を受験し、晴れてパイロットライセンスを取得。
パイロットライセンス取得がゴールではありません。JMGCではライセンシー皆様に機体をレンタルしています。
基本的なローカルフライトから地方空港へのナビゲーションまでクラブ機材を使う事が出来ます。折角取ったライセンスを活かしてクラブの仲間、友人を誘ってクラブ員を誘って松本・福島・大島へ、はたまた泊りがけで遠征へ! 夢は無限に広がります。JMGCでは様々なPhaseのクラブ員が大勢います。練習の楽しみ方、ライセンスを取ってからの楽しみ方も色々。是非こんな仲間にご一緒しましょう。
※操縦練習許可書
操縦練習を始められる方。(ライセンスをお持ちではない方)モーターグライダー、飛行機を操縦するには国土交通省・航空局が発行する操縦練習許可書が必要です。
詳しい手続きについて位は下記をご覧になるかクラブハウスでお尋ねください。
練習日
水曜日から日曜日までフライトできます。(月曜日・火曜日はお休みです。ただし月曜日・火曜日が祝日にあたる日は運航しております。)
また雨天・強風など運航に支障がある場合はフライトすることができません。天候が怪しい場合など運航の見通しは飛行場(クラブハウス)までご連絡ください。飛行場直通電話:0297-86-8860