JMGCとは
1971年にフライトクラブおよびグライダー・モーターグライダー・飛行機の整備会社として設立。日本で初めてとなる新型式の航空機の耐空検査を何度も経験する等、常に新しいことにチャレンジしつつも昔ながらの布羽のグライダーの修理なども得意としています。
会社データ
▼商号
株式会社 日本モーターグライダークラブ
▼所在地
〒300-1336 茨城県稲敷郡河内町大徳鍋子新田879-1
▼連絡先
事務所 TEL 0297-84-3528 FAX 0297-84-2274
▼フライト部門(飛行場直通)
TEL 0297-86-8860
▼営業時間
09:30~18:30
整備部門:定休日 月曜日と第2、第4火曜日 (ただし月曜日、火曜日が祝日の場合は営業)
フライト部門:定休日 月曜日および火曜日 (ただし月曜日、火曜日が祝日の場合は営業)
事務所アクセス
会社沿革
1971年(昭和46年)5月
日本モーターグライダークラブ設立
RF4D (JA2110)1機でスタートする。
代表:中澤慣次
主任教官:中澤愛一郎
1975年(昭和50年)7月
シャイベ式SF28Aタンデムファルケ(JA2177、JA2178) 日本で初めて耐空証明を取得
1976年(昭和51年)7月
クラブ練習機にRF5B(JA2197)導入
1978年(昭和53年)8月
松本空港においてはじめてのJMGC合宿開催
1981年(昭和56年)10月
タグ・ウィルソン氏によるPIK-20Eでの日本縦断飛行をサポート
1983年(昭和57年)
富士川滑空場でグライダー合宿
1985年(昭和60年)9月
クラブ練習機にGrob G109B(JA2343)導入
1986年(昭和61年)4月
Grob G109B(JA2343)で日本一周飛行
1986年(昭和61年)5月
モランソルニエ MS893 日本で初めて耐空証明を取得
1986年(昭和61年)5月
シェンプ・ヒルト式 ヤーヌスCM 日本で初めて耐空証明を取得
1987年(昭和62年)10月
奈良式鳳号 復元 試験飛行
1988年(昭和63年)1月
グラサー・ディルクス式DG400 日本で初めて耐空証明を取得
1988年(昭和63年)7月
ホフマン式H36ディモナ 日本で初めて耐空証明を取得
1989年(平成元年)1月
アビオン・ピエールロバンDR400/180 日本で初めて耐空証明を取得
1990年(平成2年)3月
ジャイロフルーク SC01B-160型スピードカナード 日本で初めて耐空証明を取得
1990年(平成2年)8月
滝川航空公園開設記念プレイベント 北海道一周「スカイクルーズ北海道」に参加。
1992年(平成4年)5月
株式会社日本モーターグライダークラブとして設立 法人化
1993年(平成5年)9月
中澤貫次 ポール・ティサンディエ賞 受賞
2001年(平成13年)8月
ラブハウス ログハウスへ変更(旧クラブハウス)
2004年(平成16年)9月
モールエア式M7-235C 日本で初めて耐空証明を取得
2004年(平成16年)10月
本社を取手市井野台から現本社である茨城県河内町大徳鍋子新田へ移動
2006年(平成18年)8月
ワコークラッシックエアクラフトYMFワコーF5C 日本で初めて耐空証明を取得
2009年(平成21年)8月
エクストラ300L 日本で初めて耐空証明を取得
2014年(平成25年)5月
現行のクラブハウスおよびダッチマン新設
2015年(平成26年)4月
電動モーターグライダーを使用したJAXA航空機用電動推進システム技術の飛行実証 試験飛行を実施 日本で初めて有人による電動航空機のフライト
2015年(平成26年)5月
シュテメ型S10VT 日本で初めて耐空証明を取得
2017年(平成27年)10月
日本滑空協会 航空従事者指定養成施設 大利根訓練所を開設(国土交通省認定)
2018年(平成29年)9月
中澤愛一郎 FAIエアスポーツメダル受賞
2020年(令和2年)3月
PA18-150型パイパースーパーカブをフロート機へ改修。
スタッフ紹介
代表取締役 中澤愛一郎 Aiichiro NAKAZAWA
- 事業用操縦士 飛行機 陸上単発・ジャイロフルークSC01
- 事業用操縦士 滑空機 上級・動力
- 操縦教育証明 飛行機
- 操縦教育証明 滑空機
- 二等航空整備士 滑空機 上級・動力
- 二等航空整備士 飛行機 陸上単発
- 滑空機耐空検査員
日本モーターグライダークラブの代表。大学生の時に日本で初めてのモーターグライダークラブである「日本モーターグライダークラブ」を設立。グライダー、モーターグライダー、飛行機の教官でもあり整備士、耐空検査員でもあります。 壊れたグライダーがあればすぐに駆け付けて相談に乗ります。常に新しいことを探し求め仕事をしています。
グライダー整備担当 三田 隆道 Takamichi MITA
- 二等航空整備士 滑空機
- 二等航空整備士 飛行機
- 自家用操縦士 滑空機 動力
整備士でもあり、職人でもあり、芸術家でもあり、Aircraftホームビルダーです。機体の修理をしているように見えるかもしれませんが、実はオリジナルよりも優れた芸術作品を作り上げているようにも見えます。優れた技術と頭脳を持つ上にいつも研究を怠らない三田さん。JMGCの整備工場から送り出されるグライダーが安心安全でかつ美しいのは三田さんあってこそです。
飛行機整備担当 秋永 憲宏 Norihiro AKINAGA
- 二等航空整備士 滑空機
- 二等航空整備士 飛行機
- 滑空機耐空検査員
- 自家用操縦士 滑空機 動力
主に飛行機担当ですが、滑空機耐空検査員でもあります。秋永さんのすごさは”粘り強さ”。特に飛行機の新規輸入のための耐空検査や日本では前例のない修理改造などで、必要な資料を探したりそれを深く読み込んだりと、いつもその力が発揮されます。
飛行機整備担当 大曽根 稔夫 Toshio OSONE
- 二等航空整備士 滑空機
- 二等航空整備士 飛行機
- 滑空機耐空検査員
- (操縦はモーターグライダー、飛行機でソロ・フライトまで経験あり!!)
主に飛行機担当で整備をしていますが、モーターグライダーの整備も行います。予めスケジュールに入っている整備作業でも、急に舞い込んでくる屋外での修理作業でも、状態を良く見極め確実な仕事をします。性格は…どちらかと言えば寡黙ですが、わりに兄貴肌。後輩の面倒を良く見て、仕事の合間にタイムリーな指導もします。
グライダー整備担当 Mark Stanley マーク・スタンレー
- GFA Glider Inspector
- D.I Examiner – wood,Metal,FRP,Steeltube
2001年から整備スタッフとして活躍しています。Markさんは主にプラスティック機の整備や修理を担当していて、仕上がりには定評があります。時々、そこまで凝らなくても…という声が聞こえてきそう。でも、彼自身としては木製機が大好き。趣味はラジコン、車、登山、サイクリング、そして曲技飛行。
グライダー整備担当 三科 慶一 Keiichi SANSHINA
- 二等航空整備士 滑空機
- 二等航空整備士 飛行機
- 滑空機耐空検査員
2009年に“新卒”で入社。主に滑空機・動力滑空機の整備や修理をしています。こちらも仕事をしながら、頑張ってJMGCで動力滑空機、飛行機の二整を取得しました。三田さんやMarkさんに付いてグライダーやモーターグライダーの勉強をしながら、整備や修理の実戦で活躍している将来有望なスタッフです。守備範囲の広さと記憶力の良さ、そしてフットワークの軽さが強みです
飛行場担当・クラブ主任教官・操縦士 佐々木 匡 Masashi SASAKI
- 事業用操縦士 滑空機 上級・動力フックなし・動力フックあり
- 操縦教育証明 滑空機
- 事業用操縦士 飛行機 陸上単発・陸上多発・ジャイロフルークSC01
- 計器飛行証明 飛行機
- 操縦教育証明 飛行機
- 特定操縦技能審査員 滑空機
- 特定操縦技能審査員 飛行機
- 航空通信士
北海道出身、東北学院大学航空部OB。仙台時代は航空機整備会社で働き、また宮城県航空協会の欠かせないスタッフとして頼りにされていました。縁があり、2012年4月からJFAとJMGCのスタッフになりました。主にフライト部門で飛行場を守っていますが、パイロットとしては元より、何かと“芸達者”です。
整備担当・フライトアシスタンス 中村 敦裕 Atsuhiro NAKAMURA
何を思ったのか休日に飛行機で連れてこられた大利根の環境を気に入って公務員を辞めてJMGCの一員になりました。高度計の点検作業や整備を担当しながらフライトアシスタンスもこなしています。
整備担当 吉原 樹 Tatsuki YOSHIHARA
2023年から新卒で入社。整備の専門学校を卒業したばかりですが現在は飛行機の整備を勉強しながらこなしています。
小野寺 美幸 Miyuki ONODERA
- 自家用操縦士 滑空機 動力
会員の管理や総合通信局への仕事をしています。最近ではグライダーの部品販売を担当するフライトアシスタンスを主に担当しています。
経理担当 秋永 美鈴 Misuzu AKINAGA
経理ばかりでなく総務の範疇まで広くカバーしています。肌理の細かい仕事ぶりに、スタッフ一同助けられています。時として暴走しそうになる社長をいさめ、新米店員のミスをカバーし、お客様のお支払いを促すご連絡を差し上げ…。皆様方と直接お会いすることの少ないポジションですが、なくてはならないスタッフです。