◆お知らせ
中澤です。
シェンプヒルト社製 Duo Discus TまたはxTに搭載されているエンジンの製造会社から新たなTNが発行されました。
「TN4603-19」
このエンジンに付随するプロペラシャフトに不具合が出たため、今後、エンジンのオペレーションアワーが30時間以内に、プロペラ・エキセントリック・シャフトの交換が必要とのことです。また、新しいシャフトに交換後、50オペレーションアワーごとに新品に交換する必要があります。
なお、このTNでは要求していませんが、シャフトを交換する際に圧入されているベアリングも抜きますので、このベアリング2個も交換する事になります。
本邦在籍のDuo Discus T /xTのほとんどの機体が該当すると思います。
なお、シェンプヒルト社はプロペラシャフトを交換するまで、極力、エンジンを使わない様にして欲しいとのコメントが発表されています。
所有者の方は担当の耐空検査員にご報告下さい。
(画像、文:中澤 愛一郎)