◆レニー・フォルニエ氏
中澤です。
RFシリーズの設計者として有名なレニー・フォルニエ氏が100歳の誕生日を迎えたと言う記事を紹介いたしますね。
https://www.pilotweb.aero/news/rene-fournier-and-his-green-aircraft-8002974?fbclid=IwAR1Y-
私が彼のひとつの代表作であるRF4Dに出会ったのは大学2年生の時でした。

私の父親が耐空検査取得の作業を担当することになり、私も大学にも行かず、手伝っていました。どうしてもこの機体に乗りたくて、どうしたら良いかと相談すると、エンジンの操作を取得するために、エアロンカに乗れと言う事で、初めて飛行機というものに乗りました。
今までは、滑空機の「ピッチコントロール=速度」の世界だったのに「パワー(エンジン出力)」というものが増えて、どうしたら良いのか迷った覚えがありました。5時間も乗る間にパワーにも慣れた頃、乗っても良いよと言う許しが出て、初めてRF4D JA2110に乗ることができました。これがきっかけで、今のJMGCが始まりました。
その後、RF5が輸入され、JMGCの初期は2機のRF5とRF4が主流でした。ここ何年にも渡って、RF5を戦列復帰させようと努力していますが、いまだに実現していません。なんとか、RF5とRF4Dの戦列復帰させますね。
RFシリーズはRF1 にはじまってRF10、Ximangoが有ります。
レニー・フォルニエ氏を慕っている人たちのグループがあります。
Club Fournier Intetnational C.F.I と言うクラブで、私、三田さん、故小濱氏、小野寺美幸が会員で参加しています。
◆RF1〜4 単座モーターグライダー
RF4D

アルフォンス・プツツアー氏率いるスポルタビア社で量産された単座モーターグライダー 。
RF5

RF4の複座型。スポルタビアとリンバッハ社共同開発のSL1700エンジンを装備したタンデム型複座型モーターグライダー 。

この機体は、元JA2127です。
RF5B
RF5の主翼を約4m延長して滑空比を向上させたモーターグライダー 。
RF6
並列複座の軽飛行機。後にファイアービーと言う名前で日本に輸入された曲技機。
RF7
RF4の主翼を切り詰め、RF5のエンジンを搭載された曲技機
RF8

タンデム複座、全金属製、ライカミングエンジンを搭載された飛行機。自転車式の引き込み脚が特徴。世界で唯一製造された機体。


RF9
並列複座 尾輪式全木製のモーターグライダー 。
RF10
RF9のFRP製
Ximango
RF10のブラジル製。
(文章 : 中澤 愛一郎)