10月10日(日曜日)

◆レニー・フォルニエ氏

中澤です。
RFシリーズの設計者として有名なレニー・フォルニエ氏が100歳の誕生日を迎えたと言う記事を紹介いたしますね。

https://www.pilotweb.aero/news/rene-fournier-and-his-green-aircraft-8002974?fbclid=IwAR1Y-

私が彼のひとつの代表作であるRF4Dに出会ったのは大学2年生の時でした。

若き日のレニー・フォルニエ氏

私の父親が耐空検査取得の作業を担当することになり、私も大学にも行かず、手伝っていました。どうしてもこの機体に乗りたくて、どうしたら良いかと相談すると、エンジンの操作を取得するために、エアロンカに乗れと言う事で、初めて飛行機というものに乗りました。

今までは、滑空機の「ピッチコントロール=速度」の世界だったのに「パワー(エンジン出力)」というものが増えて、どうしたら良いのか迷った覚えがありました。5時間も乗る間にパワーにも慣れた頃、乗っても良いよと言う許しが出て、初めてRF4D JA2110に乗ることができました。これがきっかけで、今のJMGCが始まりました。

その後、RF5が輸入され、JMGCの初期は2機のRF5とRF4が主流でした。ここ何年にも渡って、RF5を戦列復帰させようと努力していますが、いまだに実現していません。なんとか、RF5とRF4Dの戦列復帰させますね。

RFシリーズはRF1 にはじまってRF10、Ximangoが有ります。

レニー・フォルニエ氏を慕っている人たちのグループがあります。
Club Fournier Intetnational  C.F.I と言うクラブで、私、三田さん、故小濱氏、小野寺美幸が会員で参加しています。

◆RF1〜4 単座モーターグライダー

RF4D 

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: sIMG_1533.jpg

アルフォンス・プツツアー氏率いるスポルタビア社で量産された単座モーターグライダー 。

RF5 

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: sIMG_1539.jpg

RF4の複座型。スポルタビアとリンバッハ社共同開発のSL1700エンジンを装備したタンデム型複座型モーターグライダー 。

この機体は、元JA2127です。

RF5B
RF5の主翼を約4m延長して滑空比を向上させたモーターグライダー 。

RF6
並列複座の軽飛行機。後にファイアービーと言う名前で日本に輸入された曲技機。

RF7
RF4の主翼を切り詰め、RF5のエンジンを搭載された曲技機

RF8

タンデム複座、全金属製、ライカミングエンジンを搭載された飛行機。自転車式の引き込み脚が特徴。世界で唯一製造された機体。

RF9
並列複座 尾輪式全木製のモーターグライダー 。

RF10
RF9のFRP製

Ximango
RF10のブラジル製。

(文章 : 中澤 愛一郎)

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